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01.13
「うわー、すごい!! これ私がモデルで写真でとった服と同じ! こんな値段してたんだ…。」
「こら、アリス。目立たないの。パトロール目的なのわかっているでしょ?」
「大丈夫だって。」
 アリスとナーニャがなにやら会話をしている。いや、あれは会話というよりはナーニャが世話役になっている。サングラスをしているおかげでまだ誰だかばれていないが、アリスもアリスで有名なモデルだからなぁ。目立ったら意味がないし。
「あ、サスト選手だ! サインください!」
「はいよー。ちょっとまってな。」
 サスト先輩はすでに子供に捕まっていた。まあ子供達も数人程度だから問題ないか。というかサスト先輩さすがだな、大会で結果残しているだけあってスポーツをやっている人たちからは知られている存在になっている。まあすぐ戻ってくるだろうし。
「やべっ、これ新しいモデルじゃん。うっわー。」
 先輩も…先輩でなんか、うん。
「それで、この授業のときのは。」
「ああ、あれはね。」
 クレイナとレイチェル先生はなんか授業の話をしている。でも…周りから見れば普通じゃないよな。というか…どう見ても友達同士にしか見えない。レイチェル先生があまりにも…。
 ボコォ!!
「ぐほぉ!!」
 突然体全体に痛みが響いていった。その痛みの中心はお腹から来ていた。そして宙に浮いている間、目の前には怖い笑顔をしていたレイチェル先生がいた。俺は…殴られたのか。
「何かいったか?」
「いえ……なにも……てか痛いっす。」
「口に出して言ってたからねぇー。気をつけてねぇー。」
 そういってレイチェル先生は笑っていた。悪いのは俺だけどさ、殴るのは卑怯だよ。
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