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01.08
「ナオ、おきているか?」
「おはよう。今起きたよ。」
 本部で仮眠していたナオが起きた。俺は冷蔵庫の中から軽食を取り出して暖め始めた。
「リーナ、今日はあいつらがやってくるが、本当に頼むつもりか。」
「ええ、レヴィもこの件には了承したじゃない。」
「かといって危険すぎないか? 出没多発地域でパトロールなんて…。」
 俺がそういうとリーナは椅子に座ってため息をついた。リーナも何かを考えているのだろうか。
「では他にどうやって見つけるというの?」
「まあ…たしかに。あの子たちの力は必要ですから…。」
「なら任せるというのも有りよ。それにあのナーニャって子。とてつもない力を持っている。そして人間なのに魔法を使うことが出来るクレイナ、彼女にも。科学捜査側としてはすごい気になる、そして監視すべき子たちだからね。」
 そういうとリーナはコーヒーを飲み始めた。ナオはそれを聞いてピクンと耳を動かした。
「監視ってなに? あの子たちが危険をおかす可能性があると?」
「なきにしもあらずよ。あれだけの力を持つナーニャ、スフート族というのはいろんな意味で注目されるわ。やはり避けるものたちもいればその力を欲する者たちもいる。だからこその監視。そしてクレイナ。人間としては絶対に使えないといわれていた魔法、なぜあの子だけ使えるのかも不思議な所。そして手術の意味を知っておきたい。」
 なるほど、リーナはリーナなりに考えているのか。でも…なによりもあの子たちを巻き込みたくない…。
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