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01.06
「シンヤ、大丈夫!?」
「ああ、俺は平気だ。」
 ナーニャは俺の体をゆっくりと地面につけた。俺はすぐさま隣を見る。おばあさんもびっくりした顔をしているが、全く怪我はなさそうだった。
「ご…ごめんねぇ。」
「いえいえ、おばあさんは悪くないですよ。」
 そして奥ではあの女の子がアリスを助けていた。
「…平気?」
「あ、ありがとう…あの距離から、すごいね。」
 あの女の子…人間業じゃないほどの身体能力を持っている。魔法は全く使っていないのに…あの速さは。
「ほ、本当に、ありがとうございます。このご恩はいつかお返しします…。」
「いやいや、大丈夫ですよ。お気をつけて…。」
「特に連絡とかは大丈夫です。全員無事でしたし。」
「わ、わかりました。そ、それでは…。」
 そういって女の子とおばあさんは去っていった。とにかく助かってよかった。
「ねえシンヤ。」
「どうした。」
 クレイナが俺の袖を掴んでいた。そして耳元に口を近づけてきた。
「なんか不思議な感じがした。」
「えっ。」
 クレイナは淡々と答えていた。たしかに不思議な人だったけど…クレイナが感情を察するということは、本当に不思議な人なのだろうか。

「……。」
「どうしたの?」
「な、なんでもないよ。おばあちゃん。無事で良かったって…。」
「ありがとうねぇ。」
「(運転手の顔…覚えた。……殺す。)」
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