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12.06
「…おばあちゃん、ただいま。」
「おかえりなさい。どうしたの? 暗い顔して。」
「今日は外…怖い。いろんな者たちが…歩いている。私を見るの。」
「そう…。今日は色々な事件があったからねぇ。」
「あれは…全部敵…。この世に存在しちゃいけない者たち…。」
「大丈夫よ。落ち着きなさい。ほら、抱き締めてあげるから。」
「うん…。ありがとう、おばあちゃん。」

「犯行が行われた場所を見て推測してみたけれど、なかなか居場所がつかみにくいわね。かなり遠い所から以前に事件があった場所から近い所まである。」
 ナオは詳しく調べながら俺に伝えてくれる。俺もその情報と犯人像の心理状況を考えながらおおよその場所を考える。
「レヴィ、指紋情報を見つけたわよ。」
「本当か!」
 リーナが指紋の情報を見つけ出した。場所は…ここから5キロ先の銀行、そう遠くは無い場所だ。でも…その場所に住んでいるとは限らない。かといって調べないのもいけない。だからこそ…いまだからこそ調査を行うべきなのではないのだろうか。
「調査は今からじゃないほうが良いわね。今は他の人たちに任せておくべきでしょう。」
「シュナイダーのことですか。了解です。」
 下手に動くとさらに大きな事件を引き起こすかもしれない。だからこそ今は警備をしている人たちに任せておけば…。動くのは…朝からだ。
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