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10.23
「なんだあれは。」
「ヤバイぞ、道がふさがれているぞ。」
 ガコン!
 またもや金属音のような異音が聞こえた。すると多くの浮遊車が宙に浮いていた。そしてまた壁を作るように浮遊車をおいていった。
「あ、アレも魔法を使っているのね!」
「そうっすけど、今は調べる所じゃ無いですよ!」
 俺とクレイナ、レイチェル先生は急いで走っていく。しかし後ろを見ていると、とんでもないことが起こっているように見えた。異音、そして銃声。あの中にナーニャはいるのだろうか。本当に大丈夫なのだろうか。

「おっらあああ!!」
「あの銃を撃っているのは…敵…。討伐すべきもの…いや、それはだめ…せめて武器を!」
 ザッ!!
「なんだお前は!?」
「はっ!!」
 ガギィ!!
「なっ、銃が!」
「いい加減やめて…!」
 ザッ!!

「ここまでくれば…大丈夫か?」
 俺は危険ではないと思われる場所まで移動した。すると前からとんでもないスピードで近づいてくる者がいた。だけどあれって…ナーニャか!
「ナーニャ! 無事か!?」
「ええ、大丈夫よ。」
 ナーニャは俺たちのもとに到着すると、大きく深呼吸した。そしてナーニャは戦闘状態を解除したかのように上を向いてもう一度深呼吸をする。目を見ると、先ほどとは違っていつもの目に変わっていた。
「ちょっと壁を作ってきたからある程度は問題ないはずよ。だけど上からドラゴンとかがやってきているね。」
 俺は上を向く。上にはドラゴンが…二、三体ほどいた。あれだけ大きいドラゴンだと数名を乗せることができるはず。ということは…空で逃げるのだろうか。
「シンヤ!」
 後ろから男性の声が聞こえてきた。レヴィさんたちが到着してくれた。それと同時に特殊部隊も後ろからやってきている。それほど深刻な状態だというのだろうか。
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