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07.25
「さてと、すまないな。お時間もらって。今日は警察の車で送っていくから心配いらないよ。」
「ありがとうございます。何から何まで…。」
 俺はレヴィさんに声をかけて国際人類警察メルジ国支部を去った。車にクレイナ、ナーニャと共に車に乗るとナーニャは涙を流していた。
「どうした、ナーニャ。」
「私…あの人たちを守れなかった…助けたかったのに。」
「ナーニャ…。」
 ナーニャは服をつかんで大粒の涙をこぼしていた。服に涙が染み渡っていくのを見ると、俺も心がきつく絞められる感じがした。
「大丈夫、あなたは悪くない。」
「クレイナ。」
 クレイナはナーニャに声をかけていた。真顔ながら、声のトーンも一定だけれども…俺には気持ちが伝わってくるように見えた。あの人を助けるには…俺たちの力だけじゃどうしようもない。何か…出来ることは。
「私…助けたい。」
「私も。」
 ナーニャとクレイナは俺の顔を見て訴えかけてきた。そうだ、俺たちが助けなければ…。あいつらを助けなければ。
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