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07.22
「レヴィさん、この奥でしょうか?」
「ああ、気をつけてくれ。とにかく安全が確認出来てからもう一度伺う。俺たちは車に乗って本部まで戻る。」
 レヴィさんが特殊部隊の人たちと声を交わしている。この人って…ものすごく上の人だったのか。
「さてと、三人とも一緒に来てくれ。」
「わかりました。」
 俺たちは車の中に乗って揺られながら移動していく。俺たちは大変なことをしてしまった。逮捕されて…裁かれてしまうのだろうか。
「すまないな…こんなことに巻き込んでしまって。今回のことは内密にしておく。事件としては公にしないつもりだ。だから…ここだけの話しにしておいてくれないか。」
「あ、はい…。大丈夫なのでしょうか。」
「私達、危ない行動や侵入行為という犯罪まで…。」
「ああ、問題ない。協力してくれるなら今回のことは無いことにする。」
 俺たちはその言葉を聴いてほっとしたと同時に何を手伝うのかが不安だった。何をすればよいのだろうか…。
「ああ、紹介遅れたな。ちゃんと自己紹介してなかったな。俺は国際人類警察の行動心理科に所属しているレヴィ・アストラルだ。」
「国際人類警察なのですか…。」
 国際人類警察って…あの人類に関しての多くの事件を取り扱っている人だ。だからといって魔法生物の事件も扱わないわけじゃない。さすが…警察トップの人たちなだけある。
「俺はダジル・オオミヤマ。メルジ国で捜査中心として警察官をやっている。」
「私はナオ・ラ・マエストリ、一応人魚のクォーターよ。アダム新聞の記者をやっているわ。」
「アダム新聞って…俺が頼んでいるところの。」
「あら、うれしいね。」
 こういう人たちが身近にいるなんて…。あ、俺たちもしなければ。
「俺はシンヤ・ツキカゼです。メルジ国出身、セレイン高校の二年です。」
「私はクレイナ、同じくセレイン高校二年。」
「あなたは…不思議な感じがするわね。」
「…ああ、君の事は知っている。助けられなくてすまないな。」
 ダジルが突然クレイナに声をかけた。助けられなくて…ということはあの事件を担当していたというのだろうか。
「いえ、大丈夫です。現に私は生きていますから。」
「私は…ナーニャ・スフート・エル…です。 セレイン高校一年です。」
「スフート族ね。知っているわ。全然気にしなくていいわよ。その紋章も隠さずに。私達は味方だから。」
 ナーニャのことを理解してくれている。この人たちは…本当に良い人たちだ。
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