FC2ブログ
line-s
--.--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

line-s
11.12
対馬「(配球を読まれていたのか? いや、思い切り振っていったのが当たっただけだ。相手もそれだけ意地だということだ。かといってあのカーブを多投するわけにもいかない。アレは切り札でもあるし、投げすぎれば負担や羽葉に打たれる可能性がある。)」
六実「(ここからね。体力も辛い頃になってきたから踏ん張っていかないと。)」
 卜部先輩のヒットでノーアウトのランナーが出た。ここからだ、このチャンスは逃してはいけない。府中先輩、頼みます!
府中「お願いします。」
武蔵「ここだ! ここしっかりと抑えていくぞ!」
上野「よっしゃこい!」
 相手も相当気合を入れて待っている。だけど…私たちだって負けられない。だからここでいくしかないんだ。皆が必死に応援している。スタンドからも大きな声、そして府中先輩の集中力と六実さんの集中力。どちらが勝るのだろうか。
府中「(俺たちが…やっとここまでやってきたんだ。だから…こんなところで終わらすわけにはいかない!)」
六実「(初出場で迎えたこの大会。私たちのためにも、そして先輩たちのためにも多くの試合をしたい…! だから勝つ!)」
 六実さんがセットポジションからランナーを警戒しながら踏み出して投げる。
 シューーー グッ バシン!
 ストライクワン!
府中「(変化球。落ち着いていけば大丈夫だ。)」
 シュゴオオオオ バシン!
 ボールワン!
武蔵「さあ、バッチコイ!」
 相手の守備陣もしっかりと声を出している。簡単には打たせてくれなさそうだ。だけど…府中先輩なら…!
府中「(いくしかない。)」
六実「(ここはタイミングをはずして…。)」
 六実さんが足を上げて思い切り踏み込む。
六実「っし!」
 グググググッ
府中「(ふんばれ…ふんばれ!)」
芦毛「いけええええ!!」
 ギィイイイン!
六実「!!」
亜弓「あっ!」
 バキィッ!!
淳和「六実っ!!!」
六実「……えっ…。」
 グラブの付け根にあたった打球はコロコロとセンター前へと転がっていく。それよりも六実のグラブと…義手が一緒に飛ばされてしまった。それを見た人たちから悲鳴が上がっている。まさか…まさかそんなことが…。
スポンサーサイト

トラックバックURL
http://reser42.blog.fc2.com/tb.php/1404-ed03ced3
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
line
プロフィール

reser42

Author:reser42
自作小説などいろいろつぶやいていきます

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR
back-to-top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。