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01.24
理恵「おっまたせー!」
瞳「うわ、めっちゃうまそ。」
 瞳の言うとおり、とてつもなくおいしそう。見た目は完璧、そして匂いでもうおいしいとわかってしまうほどだった。
理恵「仕上げに…よっと!」
 そういってヘラで持ち上げた目玉焼きを焼きそばの上へとおいた。なんてすごいのだろうか。私は自然と割り箸に手がのびていた。
由紀「それじゃあいただきます…。」
 私達は一斉に口にふくんだ。おいしさが口いっぱいに広がり、卵のとろみもやってきた。野菜もシャキシャキでおいしいし、お肉も丁度よく焼かれている。完璧といって良いほどだった。
真希「これ、店絶対出せるよね!」
理恵「というか…実家がお店やっているからねぇ…。鉄板を使った料理のことならなんでも任せてよ!」
亜弓「お店やっていたの?」
理恵「そうだよー。えっとね、実家だからここからは電車使わないといけないけどね。」
 理恵の実家がお店だったなんて、初めて聞いた。でも…こんど機会があったら行かなきゃ。どんな料理を作っているか楽しみで仕方がない。
瞳「本当においしい!! もしよかったら夕方頃に一つ残しておいてくれる?」
理恵「お持ち帰り用かな? ぜんぜんいいよ!」
 瞳は目を輝かせて聞いていた。あれは相当はまったのだろうか。でもハマるにちがいない味だった。このクラス、行列が出来そうな気がする。
由紀「そうだ、もうそろそろ吹奏楽部と軽音楽部、スノーフェアリーたちのライブが始まるよ?」
亜弓「そうだね。ご馳走様! おいしかったよ!」
理恵「今度は店に来てね!」
 私達は全て食べ終えて外に出た。これから…ライブが始まる!
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01.24
「クレープ食べ終えた?」
「食べた。」
 クレイナたちは全員食べ終えていた。それを確認して俺は歩き始めた。そして左手に装着し、映し出していた携帯式画面を背中に向けた。それで皆が読んでくれるとありがたいが。
「わかった。」
 クレイナが淡々と答えてくれた。とりあえずよかった、この場にシュナイダーのメンバーがいるということは確認してもらった。問題は確認をしてどうするか。何もせずにスルーをして通り過ぎるか、それともマークをしておくべきなのか。はたまた別の方法をすべきなのだろうか。
 トントン
「おいシンヤ。」
 俺が悩んでいるとサスト先輩が俺の肩を叩いた。そして隣へと移動した。
「いいか、小声でしゃべるぞ。それを画面に書き込め。今はスルーだ。下手に俺達が出る所ではないし、尾行はかえって危険だ。向こうは警戒心が状態でいる。それにここで問題が起これば他の場所にいるであろう奴らが俺達の所へとやってくるぞ。」
 サスト先輩が小声で話してくれた。そのおかげで俺の心の中にあった迷いが吹き飛んだ。ありがとう、サスト先輩。そして俺は画面に映し出す。後ろを軽く振り返るとレイチェル先生がうなづいてくれた。これなら問題ない。普通に歩いてスルーしていけば…。そしてその人たちが近づく。
「ちょっといいか。」
「え? あ、はい。」
 俺は驚いて大きな声で反応してしまった。その見つけた人に声をかけられた。まさか…ばれたのか。
「アレリアという人を知っているか?」
 俺はその人の名を聞いた瞬間、冷や汗が出た。でも顔には表さないようになんとか耐えた。ここは知らないというのが一番良いのか。
「いえ、聞いたことないですね。」
「そうか……じつはここ数日で殺人事件が続いていてだな。裏道は気をつけるように。」
「わかりました…ありがとうございます。」
「そうだ…画像を見せた方が良いな。顔は見えないのだが…服装は捉えている。覚えていたら教えてくれ。」
 その男が画像を取り出した。画像を見るなんて初めてだった。「シュナイダー」の情報網というのはとても恐ろしいものなのだろうか。そして画像をしっかりと見る。フードを被って、両手に…あれは血のついた…。
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01.22
 ピロロロ
「おっと…。」
 携帯がなった。犯人は全くこちらに気づいていない。というか何も行動は起こそうとしていない。今日は単にここで飲みに来ただけなのか?
「もしもし?」
 俺は電話をとった。ナオの声が聞こえてきたが、何か小声でしゃべっているのか?
「どうしたナオ?」
「今画像も送るね。画面表示してみて。」
 俺はナオに言われた通り、画面を出した。そこには大きな交差点が映し出されていた。どこか見たことのある交差点だ。
「このね…今マーカーつけたところ、ここにシュナイダーの人たちが監視しているの。」
「これってほとんど裏道じゃねぇか。」
「アレリアの殺人ポイントともいえる裏道、ここを徹底的に見ているようね。そっちではどうなのかしら?」
「むしろ大通りにまでいるぞ。でもこれだけ数があるとな…。ということは裏道には多く、大通りには少なめで配置しているのか?」
「そうね…逃げるポイントもしっかりと抑えているように見える。」
 相当考え込まれている。これは確実にアレリアを殺す気でいる。何が何でも早く捕まえないと…とんでもない暴動事件がおこるかもしれない。いや、アレリアがとんでもない存在なら…大量殺人といった事件にまで…。その時は…。
「とりあえずレヴィ、私は仕事をこなしながら情報を見ていくわ。またあとで。」
「ああ、わかった。」
 俺はナオと通話を切った。そうか…なら俺はあいつらが予測してやってくることを予測すればいい。さらにその先も。あいつらなら、仲間意識がとてつもなく強い組織ならではの…。
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01.22
亜弓「あはは…大丈夫?」
由紀「無理…もうあんな所、絶対に行かない。」
 由紀は涙を流しながらお化け屋敷から出てきた。というか…本当に嫌いなんだなぁ…。
千恵美「なんか…その…悪いことしたわね。」
由紀「もういいですっ!!」
恵美「やっぱり可愛いわね…。」
由紀「可愛くないですから!!!」
 由紀は激怒している。それに泣いている。そろそろ…助けてあげないと。
亜弓「大丈夫だよ…もう大丈夫だから。」
由紀「ありがとう…もう…平気。」
瞳「お母さんみたい。」
 私、お母さんみたいじゃないんだけど。そんなことを思いながらやさしく由紀を撫でる。まあ、口には出さないけど…ごめん、やっぱり由紀はかわいい。
理恵「やほーい!」
亜弓「あ、理恵。」
理恵「うちのクラス、焼きそば作っているのだけど、食べてく?」
由紀「たべる!!」
瞳「もち!!」
 理恵の言葉を聞いた瞬間、あれだけ泣いていた由紀がいきなり元気になった。このテンションの変わり具合は一体何なのだろうか。でも…これならまだ楽しんでいけるはず。
理恵「そんじゃ、私が作るからまっててね!」
 そういって理恵が調理場所へと向かっていく。大丈夫…かな?
理恵「じゃあ作っていきましょー!!」
「任せたよー。」
 ジューー
 そういって理恵が料理を作り始める。手馴れた手つきだ。いや、まって。これ本当に上手すぎかもしれない。熟練の人にしか出来ないような感じの手つき、すごすぎる…。
由紀「お化けのことなんて忘れるぐらいすごい上手ね。」
真希「ヴぁあああ…。」
由紀「いやぁああっ!! や、やめてよ!!!」
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01.20
「うーん! 美味!!」
「本当においしいわね。クレイナの頼んだものもすごくおいしそう。」
「たべる?」
「ん~! お酒が欲しいわね!」
 四人は嬉しそうに食べていた。クレイナは無表情だけど嬉しさが伝わってきた。そんな姿を眺めながらサスト先輩とクレープを食べていた。
「大変だな、シンヤも。」
「ああ。クレイナもことも心配だしナーニャも心配、アリスのこともあるからねぇ。先生にはいろいろと助けてもらっているし。」
「そうだな。ついでに金もすっとんだだろ。」
「そうだよー、勘弁してくれよー。」
 そういって俺は財布中身を見せた。さっきよりあきらかに減っている。そろそろ俺のことも少しは考えてくれよ…。
「そんで…今は何か気になる点は見つかったか?」
「いや、特に今は見つかってないかな。」
「そうか。俺はあるんだけどな。」
 サスト先輩は少し横を見た。俺はその方向を見ると確かにいた。
「あれって…。」
「おそらくシュナイダーのメンバーだろう。危害を加えるような状況ではないと思うが、おそらく俺達と同じ、アレリアを探しているはず。」
 となるとアレリアが見つかった瞬間、そこは戦場になるのか…。そうなる前に早く見つけて逮捕しなければ…。
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01.20
 私達は千恵美先輩と恵美先輩に引っ張られる形で出し物の所へと連れて行かれた。そして由紀は何故かものすごく拒否する形をしていた。もしかして…怖いのダメなのだろうか。私もあまり得意ではないけど…。
由紀「やだやだやだ、私待っていていいよね。」
瞳「そこまで拒否しなくても…。」
 由紀が声に出してまで断り始めた。そんなにダメなのだろうか。たしかに作りこみがものすごいけど。
千恵美「いいよ、今回は無料で入っていいから。」
真希「ほら、先輩達がサービスしてくれているよ。」
由紀「いや! いやなの!!」
恵美「さて、レッツゴー!」
由紀「いやぁああああああ!!!」
 入る前から由紀が絶叫していた。私達は苦笑いしながら由紀の後ろへと歩いていく。かわいそうな由紀…。
由紀「亜弓、ちょっと背中貸してくれる?」
亜弓「えっ?」
 そういって由紀は私の背中へと移動した。そして背中に何かが当たった。由紀の…顔?
由紀「これで隠しているから進んでいってくれる?」
亜弓「あは、あはは。わかったよ。」
 私はそういって歩いていった。たしかに暗いしなかなか作りこまれている。しかし進んでいくと瞳の姿が見えるが、真希の姿がなかった。
真希「ほら、ここは明るいよ。」
由紀「本当に?」
 真希がライトをつけて由紀に声をかけていた。よかった、これでなんとか落ち着いてくれそうかもしれない。
真希「だぁー。」
由紀「ぎゃあああああああああああ!!!!!!!」
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01.16
 俺達はいろんな場所をまわりながらパトロールを続けていた。今のところは何もない。というか何も起こって欲しくない、平和でいて欲しいっていうのが本音だが。
「あ。」
 ナーニャが突然足を止めて横を見ていた。何かあったのだろうか。それと同時にアリスも足を止めていた。
「「あれ食べたい。」」
 ナーニャとアリスが同時に答えた。二人が指をさす方向にはクレープ屋があった。たしかにおいしそうだけど。
「おいおいまてよ。今はパトロール中だというのに…。先生も何か言ってくださいよ。」
「あれ、おいしそうよねー。」
 ダメだ、レイチェル先生も完全に釘付けだ。もう、どうしろっていうんだよ。サスト先輩なら何とか言ってくれるはず。
「まあ、いいんじゃね。」
「まじっすか。」
 俺はため息をついてクレープ屋の前へと移動していく。
「クレイナは何にするん……ってあれ? クレイナ?」
 クレイナの姿がない。いったいどこにいったんだ? まさか…連れ去られた!?
「すみません、これ御願いします。」
「おまえ注文していたのかよ!!」
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01.16
三由「お待たせしましたー。スペシャルパーティセットです。」
亜弓「へえぇ! 豪華だね!」
三由「そうよ! 一日限定20食だからね!」
 私達は目を輝かせて食べ物を見ていた。手作りということだから…すごく楽しみにしていた。さてと…食べなきゃ!
由紀「いただきます!」
瞳「あーむ…。ん!! これめちゃくちゃうまい!」
真希「本当ね。いったい誰が作ったのだろうね。」
美和「私よ。」
亜弓「わっ! 美和先輩!」
美和「でもおいしいって言ってくれると嬉しいわね。そうそう、私達の吹奏楽部、12時から体育館で演奏会開くから聞きに来てね! 今日は特別なライブもあるから!!」
美琴「よかったわね。でもさりげなく宣伝もしたよね?」
由紀「見にいきますねー!」
美和「ありがとうね!」
 私達は楽しみながら食事をしていた。そんなことを会話している間にもなくなってきた。そろそろ別の場所にも行かないと。
亜弓「ご馳走様でした。」
三由「また来てね!!」
真希「文化祭なのでさすがにそれは無いと思います。」
三由「ひどっ!!」
 そういって私達はドアを開ける。すると目の前に千恵美先輩と恵美先輩がいた。
千恵美「あら、ちょうどいいところに。」
恵美「いまから私達の所に来てくれるかしら? 食べ物じゃないから!」
由紀「いきますよー! ちなみに何を?」
千恵美「お、ば、け、やしきだよー。」
由紀「げっ。」
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01.15
「レヴィそっちは何か変わった様子はある?」
 俺は人混みに紛れながら回りの様子を見ていく。リーナに指定された人をずっと尾行し続けていくためだ。指定した人は前から指名手配としておっているオヴァ・イグリナ、彼も「シュナイダー」のメンバーの一人だからだ。そしてオヴァはコーヒー店へと入っていく。
「コーヒー店に入りました。位置は確認できる?」
「ええ、それじゃあ3分後店内に入って。普通のお客のように振る舞って。好きな食べ物でも買っていたら大丈夫よ。」
「それなら新商品のストロベリーハニーパンケーキを買っておきます。」
「レヴィ、一応これは備考なのよ。わかっているよね。」
「うっす。」
 俺はお菓子を食べながら列に並んでいるオヴァを見ている。というか、この新作のお菓子うめぇな。チョコレートの中ではかなり食べやすいものだ。この後にあれを食べるのがものすごく楽しみになってきた。だけど…そのまえにまず備考だ。ナオは仕事のために同行はできないから俺が何とかしなければ。
「いらっしゃいませー。」
 俺は普段どおりの気分で店の中に入る。オヴァは一人で座れる席に座っていて、鏡から外を見られるような場所にいる。何かアイコンタクトでもとるつもりか?
「ご注文は?」
「ああ、ストロベリーハニーパンケーキ御願いします。あとココアで。」
 俺は注文をし、お金を払う。そして商品を受け取るとあの人をしっかりと監視できる場所をとった。不審な動きがあればすぐに連絡、もし万が一があれば俺が…逮捕に向かう。
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01.15
春香「それでは、松江祭、一日目を開会いたします!」
瞳「あ、これって春香先輩のアナウンスだよ!!」
 聞き覚えのある声と同時に文化祭が始まった。そして拍手の後、音楽が流れ始めた。この何気ない音楽もきっと春香さんが作曲した曲なのだろうか。私たちはわくわくしながら学校の中に入っていった。
由紀「最初はどこにいく?」
亜弓「私はせっかくだからマネージャーの先輩たちに会いたいかな。」
真希「それいいね! じゃあまず最初に三由先輩と美琴先輩の所にいきましょうよ!!」
 私達はうなづいて先輩のいる教室へと向かっていった。私は歩きながら出し物は何をやっているのかを調べ続けていた。三由先輩のいるクラスは…喫茶店かな。どんなものを出しているのだろう。
瞳「ここだね。」
 私達はドアを開けて室内に入った。
文化祭2
三由「いらっしゃいませー!!」
美琴「お、お帰りなさいませ。お嬢様。」
真希「おお!! コスプレ喫茶じゃないですか!! バニー三由先輩にメイド美琴先輩! これはシャメシャメ。」
 パシャ
美琴「やめて! 恥ずかしいから。」
三由「美琴、アニメ声でかわいいでしょ! 最高なんだから!」
美琴「いいかげんにしてよっ! もうっ!」
 コスプレ喫茶だった。それによくよく見てみるとすでにお客さんも入っている。これを目的にしてきた人たちがいったいどれだけいることだろうか。でも客を見ると男性より女性の方が多く入っていた。しかし、隣の由紀は体を震わせていた。むしろ顔が赤い。まさか。
由紀「先輩! なんですかその露出がひどい服は! へ、変態ですよ!!」
三由「え? なにいっているのよ。バニーよバニー! 最高よ!! うへ、うへへ。というよりあなたも夏にショートパンツはいていたじゃない!」
由紀「あれは別じゃないですか!!」
 まあ…なんというか、いつもの由紀だった。私達は二人に誘導されるように椅子に座った。
美琴「メニューはこちらになります。」
瞳「え、メニュー多いね。」
三由「それも私達のクラスの武器だからね!」
 そういって私達はメニューを眺めた。ケーキは3種類もありコーヒーや紅茶、ジュースといった飲み物も豊富。そしてお菓子が5種類もあるのはうれしい限り。しかも手作りばかりと書いてある。
真希「じゃあ、スペシャルパーティセット。皆で割り勘して食べよう!」
由紀「それいいね!」
美琴「かしこまりました。」
 私達は全員が納得した顔をすると美琴先輩に伝えた。それにしても…もう満席だなんて…。すごいや。





今回はumuさんに描いていただきました!ありがとうございます!

umuさんのツイッター
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01.13
「うわー、すごい!! これ私がモデルで写真でとった服と同じ! こんな値段してたんだ…。」
「こら、アリス。目立たないの。パトロール目的なのわかっているでしょ?」
「大丈夫だって。」
 アリスとナーニャがなにやら会話をしている。いや、あれは会話というよりはナーニャが世話役になっている。サングラスをしているおかげでまだ誰だかばれていないが、アリスもアリスで有名なモデルだからなぁ。目立ったら意味がないし。
「あ、サスト選手だ! サインください!」
「はいよー。ちょっとまってな。」
 サスト先輩はすでに子供に捕まっていた。まあ子供達も数人程度だから問題ないか。というかサスト先輩さすがだな、大会で結果残しているだけあってスポーツをやっている人たちからは知られている存在になっている。まあすぐ戻ってくるだろうし。
「やべっ、これ新しいモデルじゃん。うっわー。」
 先輩も…先輩でなんか、うん。
「それで、この授業のときのは。」
「ああ、あれはね。」
 クレイナとレイチェル先生はなんか授業の話をしている。でも…周りから見れば普通じゃないよな。というか…どう見ても友達同士にしか見えない。レイチェル先生があまりにも…。
 ボコォ!!
「ぐほぉ!!」
 突然体全体に痛みが響いていった。その痛みの中心はお腹から来ていた。そして宙に浮いている間、目の前には怖い笑顔をしていたレイチェル先生がいた。俺は…殴られたのか。
「何かいったか?」
「いえ……なにも……てか痛いっす。」
「口に出して言ってたからねぇー。気をつけてねぇー。」
 そういってレイチェル先生は笑っていた。悪いのは俺だけどさ、殴るのは卑怯だよ。
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01.13
由紀「やほー。」
亜弓「おはよー。」
 私は由紀と待ち合わせをしていた。今日は久々の練習休み、そして二日間にわたる文化祭。真希、瞳とも待ち合わせをしている。10時からだけど15分前、ちょっと速すぎたかな?
真希「おはよう。」
瞳「皆そろったね! それじゃあレッツゴー!!」
亜弓「まだ始まってないよ…。」
 真希と瞳もやってきた。せっかく四人で楽しめるイベントだから目一杯楽しまなきゃ。午後からは新山とも会う約束をしたし…。
由紀「そういえば雑誌買ってきたよ。この二種類!!」
 由紀はそういって袋の中から雑誌を二冊取り出した。一つはファッション雑誌、もう一つは野球の雑誌だった。
亜弓「あ、それって…真菜さんが出ている雑誌。」
由紀「そうなの! ほら、これこれ!」
レザレナ様(椎葉真菜)縮小版
 そういって由紀が雑誌を表紙そこにはあの真菜さんがいた。モデルをやっているからだろうか、普段会っている時や野球の写真を見比べても明らかに美しい。そして…綺麗。羨ましい限りだ。
真希「本当に大人の女性って感じがするよね。テレビによく出てくる人たちと比べても全然劣らないぐらい綺麗。」
瞳「私もこれだけ身長大きくなれればなぁ。」
 そんな話をしながら雑誌をパラパラと見る。そしてすぐに閉じると由紀はすぐにもう一つの野球の雑誌を開いた。
由紀「もう一つがこれ…!」
亜弓「プロ野球のドラフト特集…。そうだよね、もうすぐドラフトだものね。」
真希「上位指名候補には真菜さんに山茶花さん、桃音さんもいるね。」
瞳「高校生では他に勝浦、ディア。大学にも社会人にも有望な選手がいるなんて。ことしは豊作だね!!」
 そういいながら私達は楽しく見ていた。そしてすぐに私と由紀はこの雑誌を見て思った。この人たちみたいに…プロにいけるぐらい活躍して…注目されて。プロの世界に行ってみたいと。
由紀「さてと、そろそろ楽しみにいこう!!」
亜弓「うん!!」
 私達は校門から学校に入っていった。今日はいっぱい…楽しむ!!


今回はよぱん男爵さんに描いていただきました!ありがとうございます!

よぱん男爵さんのpixiv
よぱん男爵さんのツイッター
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01.12
「あいたた…。」
「どっ、どうしたのおばあちゃん。」
「いやぁ、さっきのでね。腰を痛めてね…。助けてくれたから大怪我せずに済んだけどね…。あの子たちは悪くないからね。」
「わかっているよ…。悪い人なんていなければいいんだ…。悪い人は…。」
「落ち着きなさい。心を落ち着かせるのよ。」
「うん…そ、そうだよね…。」

「おはようございます。」
 俺たちはレヴィさんのいる場所へと移動していった。レヴィさんは俺たちのところへと歩いてきた。
「よく来てくれた。」
「大丈夫です。」
「おお、合流できてよかった。」
「やほい。」
 背伸びをしながらサスト先輩がやってきた。そしてレイチェル先生もやってきている。
「皆、覚悟は出来ているか?」
 俺たちはレヴィさんの顔を見る。その顔を見てレヴィさんはうなづいてくれた。そして横からリーナさんも歩いてやってきた。
「今回の事件に関して御願いすることは…ここ、出没地域が多いといわれている場所でパトロールを御願いしたい。本来二人一組で御願いしたい所だけど…今回はこの六人で行動してもらいたい。というのも普段どおり買い物などを楽しみながら不審なことがないかを確認してもらいたい。」
「わかりました。もし…遭遇した場合は。」
「連絡を入れる前にまず逃げろ。戦うな。襲ってくる様子でなかったら一度離れて見えない位置で連絡をしろ。おおよその場所を確認したら後は俺たちに任せろ。」
 俺たちはその言葉を聞いてうなづいた。一応緊急護身用の武器は持たされた。殺傷能力は全く無いが、もし来た時に動きをある程度封じることの出来る即効性粘着銃、最も使う機会が無ければいいが…。
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01.12
亜弓「失礼します…。」
日下部「おっと…日高、羽葉か。」
府中「よう…。もしかして聞いていたか?」
 私達はその言葉を聞いて何も言えなかった。その様子を見た府中先輩が私達の近くへと歩いてきた。
府中「上位で指名する球団がやってきた。それも芦毛に。それを聞いて芦毛…いろいろと背負うものが出来てな。俺もあいつの覚悟を聞いて思ったよ。俺たちは…プロで勝ち上がっていかなければいけないって。」
亜弓「先輩…。」
府中「当たり前のことなんだけどさ、それでも…。気持ちがいっそう強くなったって感じだ。このことは他の奴らには内緒な。」
 府中先輩の目を見ると本気の目つきだった。あの時と同じ…甲子園のときと同じだ。
由紀「わかっていますよ。」
 私も由紀の言葉にうなづく。そうだ、私達もこれぐらいの気持ちで望んでいかないと…勝ち進めない。だからこそ…。
日下部「さてと…俺をお呼びだったよな。」
 私達は日下部監督を呼んで歩き始める。これから軽いミーティング、関東大会へと向けたミーティング。ここで勝ち進めば…甲子園が見えてくる。その前に神宮大会を目指していかなければ。そうなると…関東の強豪たちが多くやってくる。おそらく…六実さんたちとも…。

沖縄 宰栄実業高校
 バシーン!!
彗穂「ナイボーですよ!!」
「監督どうです。うちの娘、すごいでしょ?」
「照屋 彗穂(てるや すいほ)か…。得意なスポーツは何でも。」
彗穂「見てください監督!! ほら!!」
 タァン!
彗穂「見た見た!? キャッチャー防具つけながらバク転出来るんですよ! すごいですよね!」
「本当に身体能力の化け物だな…。というか、怪我するからやめろ!! ちゃんとキャッチングしろ!!」
「きっとチームの戦力になりますよ。」
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01.12


キャラクター紹介 
名前 照屋 彗穂(てるや すいほ) 中学三年生
誕生日 11月26日
身長 153cm
右投げ右打ち
沖縄 宰栄実業高校 捕手

沖縄に住んでいる女の子。声が大きく、元気である。勉強が苦手だが運動は何でも得意。特に野球は一番得意であり、キャッチャーを務めている。細身の体からと は思えないほどの肩力、下半身の強さ、バッティングの力強さ、そして怪我にもとても強い柔軟さを持っている。勉強が出来ない代わりにキャッチャーをやっている時は判断力にものすごく優れている。



今回はえるさんに描いていただきました!ありがとうございます!
えるさんのpixivページ
えるさんのツイッター
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01.08
「ナオ、おきているか?」
「おはよう。今起きたよ。」
 本部で仮眠していたナオが起きた。俺は冷蔵庫の中から軽食を取り出して暖め始めた。
「リーナ、今日はあいつらがやってくるが、本当に頼むつもりか。」
「ええ、レヴィもこの件には了承したじゃない。」
「かといって危険すぎないか? 出没多発地域でパトロールなんて…。」
 俺がそういうとリーナは椅子に座ってため息をついた。リーナも何かを考えているのだろうか。
「では他にどうやって見つけるというの?」
「まあ…たしかに。あの子たちの力は必要ですから…。」
「なら任せるというのも有りよ。それにあのナーニャって子。とてつもない力を持っている。そして人間なのに魔法を使うことが出来るクレイナ、彼女にも。科学捜査側としてはすごい気になる、そして監視すべき子たちだからね。」
 そういうとリーナはコーヒーを飲み始めた。ナオはそれを聞いてピクンと耳を動かした。
「監視ってなに? あの子たちが危険をおかす可能性があると?」
「なきにしもあらずよ。あれだけの力を持つナーニャ、スフート族というのはいろんな意味で注目されるわ。やはり避けるものたちもいればその力を欲する者たちもいる。だからこその監視。そしてクレイナ。人間としては絶対に使えないといわれていた魔法、なぜあの子だけ使えるのかも不思議な所。そして手術の意味を知っておきたい。」
 なるほど、リーナはリーナなりに考えているのか。でも…なによりもあの子たちを巻き込みたくない…。
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01.08
亜弓「お疲れ様です!」
由紀「お疲れ様でしたー!」
 私達は学校に戻ると応援に来てくれた人たちに挨拶をする。決勝戦が終わった。これで後はゆっくり体を休めて関東大会に臨むことが出来る。
栗山「日高。御願いがあるのだが。」
亜弓「はい、なんでしょう。」
栗山「すまない、これから中山と深沢コーチとでミーティングがあるんだ。監督を呼んできてくれないか?」
亜弓「わかりました。」
 私は荷物を持って歩きだす。すると由紀が後ろからついてきた。
由紀「私も一緒にいくよ。それに今日の試合のことでお話がしたいし。」
亜弓「お話?」
由紀「体調の方は平気なの?」
亜弓「まあね。でも疲れはあるよ。」
由紀「そうだね…。でも今後はもっと感覚がきつい中、亜弓と館川で投げていかなきゃ行けないからね。ちゃんと整えていかないと。」
亜弓「そうだね。」
 由紀からのアドバイスを聞いていると私もやらなきゃという気持ちがさらに強くなる。由紀も頑張っているのだから私もやっていかなきゃ。
由紀「ここだよね。」
 私達は監督室が見えてきて歩き続ける。すると部屋から誰かが出てきた。
溝野「こんにちは。」
亜弓「こんにちは…。」
 誰かが去っていった。あの人が監督に用があったのだろうか。そう思いながらドアの前へとついた。
府中「芦毛…!」
 ドアをノックしようと思った瞬間、府中先輩の声が聞こえてきた。そして芦毛先輩の名前を呼んでいる。
芦毛「俺もプロの世界には行く。お前に負ける気はない。正直、俺はお前よりは評価は低いと思っていたし、プロに入れるかなんて思っていなかった。けどな、こんなに上の評価をしてくれる球団があるんだ。だから言う、お前には絶対に負けない。」
府中「ああ、俺だって負ける気はない。だけど何でだ。そうまでしても俺に敵対心を持つのは何でだ!」
芦毛「お前が…羨ましいんだよ! 自分でもわかっているんだ、嫉妬しているって。そこまでのセンスを持っていて…。だからこそ負けたくない。今日から敵だ。」
 そういって芦毛先輩がドアの方までガツガツと歩いてくる音が聞こえてきた。私と由紀は急いで離れてドアの横へと移動した。芦毛先輩は私達の方側とは逆に歩いていった。こっちを見る気にもなっていなかった。…私達、とんでもない所にでくわしてしまったのかもしれない。
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01.06
「シンヤ、大丈夫!?」
「ああ、俺は平気だ。」
 ナーニャは俺の体をゆっくりと地面につけた。俺はすぐさま隣を見る。おばあさんもびっくりした顔をしているが、全く怪我はなさそうだった。
「ご…ごめんねぇ。」
「いえいえ、おばあさんは悪くないですよ。」
 そして奥ではあの女の子がアリスを助けていた。
「…平気?」
「あ、ありがとう…あの距離から、すごいね。」
 あの女の子…人間業じゃないほどの身体能力を持っている。魔法は全く使っていないのに…あの速さは。
「ほ、本当に、ありがとうございます。このご恩はいつかお返しします…。」
「いやいや、大丈夫ですよ。お気をつけて…。」
「特に連絡とかは大丈夫です。全員無事でしたし。」
「わ、わかりました。そ、それでは…。」
 そういって女の子とおばあさんは去っていった。とにかく助かってよかった。
「ねえシンヤ。」
「どうした。」
 クレイナが俺の袖を掴んでいた。そして耳元に口を近づけてきた。
「なんか不思議な感じがした。」
「えっ。」
 クレイナは淡々と答えていた。たしかに不思議な人だったけど…クレイナが感情を察するということは、本当に不思議な人なのだろうか。

「……。」
「どうしたの?」
「な、なんでもないよ。おばあちゃん。無事で良かったって…。」
「ありがとうねぇ。」
「(運転手の顔…覚えた。……殺す。)」
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01.06
栗山「さて、帰るぞ! ってあれ? 監督は?」
中山「用事が出来たから先に帰るって言っていたぞ。」
 私達はバスに乗って学校へと戻っていく。監督の姿が見えないけど用事なら仕方がない。用事があるということだから、私達たちが気にすることではない。次の関東大会に向けて体調を整えておかなければ。
由紀「お疲れ様。今日はストレッチとかして体を休めよう。」
亜弓「そうだね。由紀は毎試合出ているけど疲れはないの?」
由紀「まああるよ。でもそれ以上に野球を楽しみたいって気持ちが強いから平気だよ。亜弓もきっとそういう気持ちを持っていたら平気だよ。」
 たしかに楽しんでいる。でもそれ以上の疲れ、かといって甘えてはいけない。体力をつけて、次に備えていかなければいけない。次の戦う相手は…関東の猛者たち…!

 北海道にて
「というわけなのだけど…。どう? 二人ともうちの学校に来てくれるかしら?」
「こんなの千載一遇のチャンスよ。華香菜、麗久。富良野学院からお声がかかっているのよ。」
華香菜「自分は…いく。もっともっと、すごい世界が見えるはずだから。」
麗久「私はいかない。もう一つ声をかけられている所があるの。」
華香菜「麗久…どうして?」
麗久「私は神奈川に行く。強敵たちを倒して…そしてあなたのいる富良野学院に勝つ。」
華香菜「そう…。わかった。自分は止めないよ、親友だもの。だからこそ戦うときは本気で…やろうぜ。」

 松江学園学校内
府中「おお、芦毛じゃないか。」
芦毛「お、おう。府中か…。」
府中「どうしたんだ? 浮かばない顔して。」
芦毛「お前には…伝えにくい。けどいずれわかることだ。」
日下部「いたいた。芦毛、こっちだ。」
芦毛「はい。…俺がどうしてこうなったかもわからない。けど…お前に負けるつもりはない。いや、負けたくない。」
府中「芦毛…?」
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01.06
森実華香菜仕上げ


キャラクター紹介 
名前 森実 華香菜(もりざね かかな) 中学三年生
誕生日 7月10日
身長 170cm
右投げ右打ち
北北海道 富良野学院 外野手

富良野学院に入学する女の子。椎葉奈菜、山茶花銀杏とは同期になる。規律正しい女の子。ややしゃべり方に男っぽさがあり、声も低いせいか女子にモテる。誰にでも優しく、成績も良い。ポジションは外野(主にセンター)がメインポジションだが投手もこなせる。独学で学んできたため、実戦経験は無く、フォームも独特である。



今回は須賀達郎さんに描いていただきました!ありがとうございます!

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